コロナウイルス感染拡大が懸念される中ではありますが、 オリンピック・パラリンピックの無観客での開催が迫ってきました。
いつもオリンピックは見るけれどパラリンピックは見てない…という方は少なくないと思います。そういった方の中には、なんとなくパラリンピックはオリンピックに比べて迫力に劣るといったようなイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?
しかし実際には、パラリンピックの記録がオリンピックの記録を上回ることも珍しくありません。例えば、2018年パラリンピックでドイツのレーム選手が出した義足での走り幅跳びの記録は8m48で、これは過去のオリンピック3大会の金メダル記録を10センチ以上も上回っています。また、車いすマラソンでも2018年8月時点での世界記録は1時間20分14秒となっており、健常者の男子マラソンの世界記録2時間3分30秒を大きく上回っています。
もちろんパラリンピックのほうが優れているというわけではなく、オリンピックでは健常者の選手たちの、パラリンピックでは障碍を持った選手ならではの競技が見られます。
時に「技術的ドーピング」とさえいわれるほどハイレベルな戦いが見られるパラリンピック。今まで見てこなかったという方も、ぜひ東京パラリンピックを観戦してみてください。
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